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デイサービスとは? – 定義・対象・目的と個別機能訓練加算について

介護保険

介護保険における通所サービスの1つでもある“デイサービス”。
外出機会が少なかったり、自宅で入浴がある困難な利用者にとっては非常に有意義なサービスと言えます。

そこで本記事では、このデイサービスについて解説します。

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デイサービスとは?

デイサービスとは…

利用者の社会的孤立感の解消や、心身の機能の維持、そして利用者の家族の身体的・精神的負担の軽減を図る目的で提供される通所サービスの一つ

…と定義されます。

また、デイサービスは“通所介護”とも呼ばれます。

対象

デイサービスの対象についてですが、介護保険によるサービスですので、基本的には…

要介護認定を持つ方(要支援1~2、要介護1~5)

…となります。

関連記事:介護保険について(対象)

目的

デイサービスは…

要介護状態となった利用者の残存能力に応じて、できる限り自立した日常生活を営むことができるようにすること

…を目的としています。

具体的な目的の例としては…

  • 家に閉じこもりきりになるため外に出て交流したい:外出機会の創出
  • 家で入浴するのは少し不安だし、家族の介護でも大変:入浴支援
  • 日中一人になってしまい心配:日中独居の回避
  • 足腰を鍛えてほしい:機能訓練

…などがあげられます。

“デイサービス=通所介護”ですから、どうしても療養的なサービス提供のイメージを持たれがちです。
その結果、利用者に対して全介助に近い介助になってしまい、“自立を目指す”というリハビリテーションの概念とは異なるような印象を持たれがちです。

しかし、上述したようにあくまで“できる限り自立した日常生活を営むことができるように”支援することもデイサービスの目的になります。

サービス内容

では、実際にデイサービスで提供されるサービスの内容はどのようなものがあるのでしょうか?

代表的なプログラムとしては次のようなものがあげられます。

  • 送迎サービス
  • 入浴支援
  • 食事の介助
  • トイレ介助
  • レクリエーション
  • 機能訓練

もちろんそのデイサービスのよっては内容も規模も異なります。

利用料金(自己負担額)

デイサービスは介護保険による通所サービスなので、利用料金の自己負担額は基本的には1割になります(収入によっては2割おもしくは3割の場合もあります)。
また要介護度や利用時間、サービスの種類などによっても多少の金額に差が生まれます。

料金、自己負担額の目安の一例としては次のとおり。

要介護区分 3時間以上4時間未満 4時間以上5時間未満 5時間以上6時間未満 6時間以上7時間未満 7時間以上8時間未満 8時間以上9時間未満 
要介護1 364円 382円 561円 575円 648円 659円
要介護2 417円 438円 663円 679円 765円 779円
要介護3 472円 495円 765円 784円 887円 902円
要介護4 525円 551円 867円 888円 1,008円 1,026円
要介護5 579円 608円 969円 993円 1,130円 1,150円
この料金に加え、食事やおやつ代といった料金も上乗せされる場合があるからね。
レクに使う材料費なども介護保険の給付対象ではないですからね。

個別機能訓練加算について

個別機能訓練加算とは…

通所介護、短期入所介護、特定施設入居者生活介護費において、利用者に合わせた個別機能訓練を行った場合に算定される加算

…になります。

この加算を算定するには、定められた要件を満たす必要があります。

デイサービスでは基本的には専門的なリハビリというよりは、集団での簡単な体操や運動が主になります。
個別の訓練を希望する場合は、この個別機能訓練加算といった追加料金が必要になります。

個別機能訓練の申請について

個別機能訓練を利用する際の申請手順についてですが次のようなプロセスになります。

  1. 利用者(もしくは介護者)がケアマネジャーに「個別機能訓練」の希望について相談する
  2. 機能訓練指導員などが利用者の居宅を訪問し、居宅での生活状況を確認する
  3. 機能訓練指導員はケアマネジャーや主治医から利用者についての情報を提供してもらう
  4. 事業者が個別機能訓練計画の作成を行う
  5. 利用者や家族に内容を説明し、同意を得る
  6. 事業者はケアマネジャーに報告し、古部手う機能訓練加算を申請する

機能訓練指導について

事業者がこの個別機能訓練の加算を取るためには…

  • 作業療法士
  • 理学療法士
  • 言語聴覚士
  • 看護師
  • 柔道整復師
  • あん摩マッサージ士

…の有資格者が必要になります。

つまり、言い換えればデイサービスでも個別機能訓練加算による追加料金を上乗せして支払えば、有資格者によるリハビリテーションサービスを受けることができる…ということになります。

まとめ

本記事では、通所サービスの一つであるデイサービスについて解説しました。

デイサービスとは…

  • 通所介護とも呼ばれるサービス
  • 要介護認定の人が対象
  • 目的はあくまでも“できる限り自立した日常生活を営むことができるようにすること”
  • サービス内容としては送迎から食事、入浴介助、レクリエーションや機能訓練などがあげられる
  • 基本的には集団での体操などが主だが、個別機能訓練加算によって個別に有資格者からのリハビリを受けることができる
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いまはお泊りデイサービスなんかもあるから、その事業所がどんなサービスを提供しているのか調べる必要があるかもね!
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